双六の歴史

■「すごろく」という呼び名の由来

双六には、盤上双六と絵双六(紙双六)がありますが、両者はさいころを使ってコマ進めるという点以外は全く別の遊びと言っていいでしょう。しかし、両方を「すごろく」と呼びます。それでは、「すごろく」というネーミングの由来は何でしょうか。

盤上双六の双六は、伝来元である中国の雙陸の音を当てたもので、古代においては、須古呂久と記し、それがすごろくと呼ばれるようになりました。隻六というのも、盤上の桝目が1列に12あるところから、<2つの6>、即ち雙六になったわけです。しかし、絵双六を何故「すごろく」と呼ぶかについては大きな謎であり、定説はありません。

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